「明石公園の植物図鑑を作る明石高校の会」
本学会は、明石高校の理数探究類型の生徒たちが中心となって行っている、本活動を応援しています。
以下に、理数探究類型の生徒からの呼びかけを転載しました。
明石公園で、「目についた写真をスマホで撮影して投稿」するだけです。
投稿先はコチラ「明石公園の植物図鑑」
皆様もご興味があれば参加してみましょう!
以下
明石高校公式HP「明高生の市民への呼びかけ」
より転載
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市民のみなさん
明石公園は、明石市民、兵庫県民の宝です。
明石公園は、面積54.8ヘクタール(東京ドームの12倍)の広大な面積を擁し、都市公園でありながら、草地、湿地、疎林、石垣など多様な自然環境が存在しており、約300種類の野草や樹木の生育環境が維持されています。
明石公園のこの貴重な植物環境の全面的な調査は、1987年の明石公園100周年の際に行われたのが最後のようです。その調査も、樹木を中心としたもので、草花の大規模な調査記録は見当たりません。
市民のみなさん
明石公園を散策していて、「この草花は何だろう?」と思うことはありませんか。目の前の植物の名前を知りたいとき、どんな植物も載っている分厚い図鑑は役に立つでしょうか?何百、何千もの植物のリストの前にたじろいでしまい、目の前の植物の名前に到達することはできません。
「明石公園だけの植物図鑑があればいいのに」と願う人は少なくないと思います。
私達の先生が独自開発したBPUC Photo というオンラインアプリを使えば、みなさんが目についた写真を投稿するだけで、明石公園のオンライン図鑑を作成することができます。また、写真データを分析することで、専門家による植生調査と同等のことをすることができる可能性があります。
市民のみなさん
私達と一緒に、「明石公園の植物図鑑」を作りませんか? 目についた写真をスマホで撮影して、アプリに投稿して下さい。写真の植物名は、専門家の力をおかりして、私達が調べて同定しようと思っていますが、その作業も市民のみなさんと一緒にできたら有意義で楽しいと思います。
多くの人が参加して下さって、大量のデータが集まれば、1987年以降で最大の調査になり得ます。草花に関する調査としては、最初のものになるかもしれません。
明石公園の自然をよく深く知り、この素晴らしい環境を末永く守るために、みなさんの参加を呼びかけます。
呼びかけ
明石公園の植物図鑑を作る明石高校の会(明石高校理数探究類型2年生)
応援します
工 義尚 (兵庫県生物学会 会長)
松本修二 (兵庫県生物学会 副会長)
西 茂樹 (兵庫県立明石高等学校 校長)