令和2年度 東播磨支部 研修会報告

〜HYOGO BIOLOGICAL SOCIETY 1947〜  基本的に「誰でも」入れる学会です。 「会員同士の親睦と研鑽」「生物学の普及」を目的として活動しています。 入会に年齢制限はなく、兵庫県外はもちろん海外在住の方も可能です。

令和2年度 東播磨支部 研修会報告

2021年4月6日 未分類 0

テーマ:「虫の冬越しの様子」
実施日時:令和3年3月21日(日)午前10:00~12:30
講  師:北村健、小倉滋
参 加 者:会員(6)、生徒(5)の11名(講師を含む)

東播磨支部研修会
テーマ:「虫の冬越しの様子」
実施日時:令和3年3月21日(日)午前10:00~12:30
講 師:北村健、小倉滋
参加者:会員(6)、生徒(5)の11名(講師を含む)

当日の流れ
北村から実物や標本、写真を用いて解説
・昆虫の生活史には卵、幼虫、蛹、成虫の段階がある
・厳しい冬を乗り切る方法は種によって実にさまざまである

小倉先生から自然観察のポイントについて
・「オンブバッタは雄が雌の上に乗るが、コオロギやキリギリスはどうかな?虫の身になって考えてみよう。」

オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫の観察
・ゴマダラチョウの幼虫がエノキの枝に潜んでいた。オオムラサキの幼虫は地表から動いていないようだった。

ゴマダラチョウの幼虫
地中に潜むオサムシ

竹の中からベニカミキリを取り出す
・小倉先生が用意された竹を割っていくとベニカミキリの幼虫や成虫がわんさと出てきた。ところが実際に野外でこのような竹を見つけることは至難の業である。実はこの竹は小倉先生が竹やぶに仕掛けていたトラップだった。今回、このトラップの作り方についても教わることが出来たので、今度は自分でも試してみようと思う。(文責 北村)

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